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お金の貯まる人が実践する「ヒュッゲ」な暮らし方

ヒュッゲとは?

最近、「ヒュッゲな暮らし」という言葉をよく耳にするようになりました。
ヒュッゲというのはデンマーク語で「hygge」を指し、「日常生活における快適さや心地よさ」といったような意味があります。
具体的には、北欧独特のカラフルで楽しいファブリックや居心地のいい椅子などに囲まれて、ストレスの無い時間を楽しむのがヒュッゲな暮らし方ということになります。

デンマークは国民の幸福度が非常に高い国として知られており、国連の発表している「世界幸福度ランキング」でも毎年上位にランクインしています。
残業がなく、会社のリーダーでも家族との時間を大切にするため、居心地のいいヒュッゲな空間を作るためにさまざまな苦労しています。
デンマークだけではなくイギリスなどヨーロッパ各国に「ヒュッゲ」という言葉が定着しつつあり、イギリスでも2016年の流行語大賞にノミネートされているほどです。

お金をかけなくてもいいのがヒュッゲな暮らし方のポイント

日本にも「足るを知る者は富む」という言葉があるように、幸福に生きるためにはたくさんのお金を費やす必要はないのです。
色と形が素敵なキャンドルを一個買ってきて、夜は電気をつける代わりにキャンドルに火を灯してみる、あるいはかわいい植木鉢を玄関に置いてみる、たったそれだけでもヒュッゲな暮らしを実現することができます。
要するに、生活が快適なら外で居酒屋を何軒もはしごしてお金を使ったり、豪華なインテリア家具を購入したりする必要はありません。
気持ちと空間を豊かにしてストレスのない生活を送る、それがヒュッゲな暮らしです。

ヒュッゲな暮らしを実践するためのアイディア

ヒュッゲな暮らしをするためには、古本屋さんで好きな本を一冊買ってくるのも一つの方法です。
100円ぐらいで買える文庫本ならお風呂に持ち込んでも気兼ねなく読めるので、ヘアトリートメントをしている間に本を読む、キッチンで調理をしている合間に本を立ち読みするといった習慣をつけるのも楽しいものです。

デンマークの人たちがヒュッゲな暮らしをするために欠かせないアイテムの一つは、「キャンドル」です。
狭い家だし、キャンドルに火をつけるのはどうもというのであれば、キャンドルタイプのLEDランプで代用することもできます。
これなら寝室にも安心して置けますし、くつろいだ雰囲気を演出するにはぴったりです。

ソファーの上に、手触りの良いちょっと上質のブランケットを置いてみるのもいかにもヒュッゲな感じです。
仕事から疲れて帰ってきても、ブランケットにくるまって温かいドリンクを飲めば1日の疲れも吹き飛んでしまうに違いありません。
ブランケットの素材は、できるだけウールやコットンを選ぶようにしましょう。