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シャキッと目覚めるための朝のストレッチ

朝にストレッチをする効果

運動する習慣をつけるのが体にいいことは分かっているけれど、ヨガやピラティスのクラスに通う時間的がなかなか取れないという人におすすめなのが、朝のストレッチです。
朝起きた時にストレッチを行うと、体がしっかりと目覚め、その日一日を快適に過ごすことができます。
ストレッチを行うことによって生活リズムが整うので、基礎代謝をアップさせて肥満を予防することができます。
寝ている間に体の一部が圧迫され、血流やリンパの流れが悪くなっている状態でも、目覚めてからストレッチをすることで硬くなった体をほぐし、全身を温めることもできます。

横たわったままできるストレッチもおすすめ

ベッドに横たわったままでできるストレッチもありますので、毎朝の習慣として取り入れれば健康を維持するのにも役立ちます。
特に頭痛などで悩まされている人は、ゆっくりと体を伸ばすことによって血流を良くし、症状を改善することができます。
運動が苦手な人でも、布団に入ったままのストレッチなら簡単にできますので、ぜひ実践してみてください。

朝起きたら一番最初にやりたいストレッチが、背伸びをすることです。
両手を組んだら、手のひらを上に向け、上方に伸ばします。
これと同時に足も遠くまで伸ばし、気持ちよく呼吸を続けながら30秒ほどストレッチします。

30秒経ったら体を緩める動作を2〜3回繰り返します。
これだけでも、体にエネルギーがみなぎってくるのではないでしょうか。
朝起きるのがつらい人、7時間以上寝ているはずなのに起きた時に疲労感を感じる人などは、ぜひこのストレッチをやってみてください。

ベッドに座って肩をほぐすのも、体を温めるのに効果があります。
背筋を伸ばした状態で息を吸いながら両肩を耳に近づけ、呼吸を数秒間止めます。
次に、両肩をストンと落とします。
この動作は、数回繰り返すのがおすすめです。

ストレッチといっても決して大げさなものではなく、2〜3分もあれば体をスッキリと目覚めさせるには十分です。
家族揃ってやる習慣をつければ、三日坊主にもなりません。

ストレッチを行うときのポイント

ストレッチは闇雲に体の部位を伸ばせばいいというものではなく、気をつけたいポイントがいくつかあります。
まず、体を伸ばす際に反動をつけてはいけません。
ゆっくりと呼吸をしながら、自分の伸ばせる範囲で体をストレッチしていきます。
息を吐いている時に体が柔らかくなるので、その点を意識しながら呼吸とストレッチを並行して行なっていきます。

毎日ストレッチをするようになると、伸びが悪い、あるいは伸ばすと痛いと感じるような部位が出てくることがあります。
痛い場所を把握することによって、体の不調を前もってすることができます。