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エアコンが冷えない原因と対策法

エアコンが冷えない原因

エアコンをかけているのに部屋の中がちっとも冷えないときには、まずエアコンの故障を疑ってみることが大切です。
エアコンの寿命は約10年と言われていますので、買ってから10年近く経っているエアコンを使っている人は、夏が来る前に試運転をして故障していないかどうか確かめてみることをおすすめします。

エアコンのタイマーランプが点滅しているような状態では故障が考えられますので、できるだけ早くプロに修理を依頼しなければなりません。
エアコンから異音がするような場合も、故障が考えられますので、すぐに電源を切って、プロの業者に故障かどうかをチェックしてもらいましょう。
室内機だけではなくて、室外機も異音がないかどうか確認することをおすすめします。

また、リモコンの電池が切れている場合はエアコンのスイッチ自体が入りませんので、この場合にはリモコンの電池を交換しましょう。
冷媒ガスが漏れていてもエアコンが効きませんので、室外機から出ているホースに霜がついているかどうかを一度確認してみてください。
室外機を移動したり、室外機が点灯したりした場合などは冷媒ガスが漏れやすくなりますし、経年劣化によっても配管が不足して冷媒ガスが漏れることがあります。

ガス漏れが原因でエアコンが効かないのであれば、プロに冷媒ガスを充填してもらえば自体は解決します。
ガスを補修するのにかかる費用は、2万円前後が相場です。

エアコンが冷えないときの対策法

故障はしていないのにエアコンが冷えない場合には、内部にホコリが詰まっていることも考えられます。
エアコンのフィルターのホコリを掃除していないとエアコンは十分な機能を発揮することができませんので、掃除をして改善されるかどうかを確認してみましょう。
フィルターのホコリは自分でも掃除することができますし、クリーニング業者に清掃を依頼することもできます。

できれば、2年おきに専門業者にクリーニングを依頼するのがベターです。
エアコンのクリーニングをしっかりとしておけば電気代の節約にもなりますし、カビなども除去されますのでアレルギー疾患などの予防にも有効です。
また、室内機はしっかりクリーニングしてあっても、室外機が汚れたままだと効率よく冷暖房ができませんので、こちらもしっかりとクリーニングしてもらいましょう。

室外機に強い直射日光が当たるような場合もエアコンが冷えにくくなりますので、グリーンカーテンなどを上手に利用して日光を遮るようにする工夫も必要です。
自転車や植木鉢など、さまざまな物が室外機の周りに置いてある場合も、きれいに片付けておくことをおすすめします。
部屋の大きさに対してエアコンのスペックが小さすぎても部屋が十分に冷えませんので、部屋に見合ったエアコンを買うことも大切です。