夏に肌が乾燥する理由
夏は汗をよくかくからお肌があまり乾燥しないのではないかと考えている人は多いようですが、実は夏場のお肌というのは乾燥しやすい状態にあります。
肌が乾燥する原因の一つは紫外線で、肌の水分を奪うだけではなく、シワやシミの原因にもなってしまいます。
ですから、夏は紫外線対策が非常に重要になってくるのです。
また、汗をかくことによって顔の水分量が減ってしまい、肌が乾燥します。
汗を拭く際に皮脂を奪ってしまうことも、肌の乾燥の原因となっています。
紫外線対策としては、やはり日焼け止めを塗るのが一番です。
日焼け止めは顔だけではなく、首筋や耳の部分にも忘れずに塗りましょう。
朝外出する時に塗ればそれでいいというのではなく、こまめに塗り直すことが大切です。
朝起きたら洗顔しよう
特にお化粧をしたわけでもないから、朝の洗顔はぬるま湯だけで済ませているという人も多いのではないでしょうか。
ところが、朝の素肌というのは寝ている間に分泌された皮脂や汗の汚れが溜まっている状態です。
ですから、ぬるま湯で洗うだけでは汚れが十分に落ちず、肌トラブルに繋がってしまいます。
皮脂を取りすぎない洗顔フォームを使って、泡をたてて優しく顔を包み込むように洗うのがおすすめです。
美容成分が多く配合された洗顔せっけんなども市販されていますので、使い心地を試してみるのもいいかもしれません。
保湿もしっかりと行うことが大切
洗顔後のお肌はとてもデリケートな状態になっていますので、洗ったらすぐに保湿をしてあげることが大切です。
洗顔後の湿ったお肌をそのままにしておくと、お肌からどんどん水分が蒸発していき、肌が硬くなってしまいます。
こうなると、せっかく化粧水や乳液をつけてもお肌の奥まで浸透しませんので、水分が蒸発する前に保湿成分を補ってあげましょう。
化粧水をたくさんつけても、油分でフタをしないと水分が蒸発してしまいます。
ですから、朝のフェイスケアでも乳液やクリームなどを使ってお肌を整えることが大切なのです。
化粧水にはいろいろなタイプがありますが、保湿に着目するのならヒアルロン酸が配合されたものがオススメです。
肌の乾燥が特に目立つような時には、ブースターオイルを使ってお肌を潤すのもいいかもしれません。
ブースターオイルは導入オイルの役割を果たしますので、化粧水の前に使用します。
自分が乾燥肌だと自覚している人は、アルガンオイルを使うのもおすすめです。
アルガンオイルは親水性に優れており、お肌を柔らかくしてくれる効果が期待できます。
スクワランオイルやホホバオイルもお肌になじみやすいので、ブースターオイルとして使えば肌の乾燥をしっかりと防いでくれます。