定番は「中学生のときに持たせる」
大人にとって必要不可欠な存在となっているスマホは、子供同士のコミュニケーションとしても便利ですし、塾や習い事に出かける際にはGPSアプリを活用できて親が安心できるなど、たくさんの便利な機能がついています。
子供を持つ家庭では、どのタイミングで子供にスマホを与えるのが良いのか、周囲を見ながら模索している所も多いのではないでしょうか。
家庭ごとに、子供にどのタイミングでスマホを与えるかは異なります。
中学校に入るタイミングとか、高校生になったらというタイミングが多いのですが、中には小学校低学年のころから専用のスマホを与える家庭もあります。
子供のスマホ所有率を見ると、小学校6年生では13%程度ですが、中学校に入ると41%程度となり、高校生になると88%まで高くなります。
中学校や高校では、教師とのコミュニケーションだけでなく連絡事項にスマホを使うことも増えるため、子供にとっても必要不可欠なガジェットとなるのかもしれません。
子どもにスマホを持たせるきっかけは?
子供にスマホを持たせるきっかけは、多種多様です。
中学校に入学するタイミングで持たせる家庭では、部活や塾などが始まり、子供の帰宅時間が遅くなるためにスマホを持たせているという理由が多く見られます。
小学生や中学生の場合、GPSのアプリなどを入れて子供が今どこにいるかを親が把握する目的でスマホを持たせる他、緊急時の連絡用などとして持たせる家庭が多いです。
一方、高校生になると親が心配だから持たせるというよりは、子供自身がスマホを必要とするために持たせる割合が高くなります。
他のクラスメートがスマホで楽しくしているから自分も欲しくなり、親にお願いして買ってもらうというケースも多いです。
スマホを持たせるきっかけには、子供自身が責任をもってネットを使ってほしいという親の希望もあります。
大人になったら避けることができないネットには、有意義な情報もあればマイナスの情報もたくさんあふれています。
その中から自分に必要な情報を取捨選択して賢くインターネットを使いこなすことは、ネットを使って見分を広げられる賢い大人へと成長するためには避けて通ることはできません。
ネット時代を生きる子供達だからこそ、賢く使えるように子供のころから経験を積ませたいというきっかけもあります。
もちろん、子供を持つ親全員がスマホに対して好意的な意見を持っているわけではありませんし、子供に積極的にスマホを買い与えたいと考えているわけでもありません。
中には、スマホを与えないという姿勢の親もいます。
もしスマホに対してマイナスの意見を持っているけれどスマホの重要性も理解している人は、子供向けのスマホ機種を選んではいかがでしょうか。
子供の使用状況を親が管理できたり、リーズナブルな月額費用で利用できるものもたくさんあります。