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気づいたら貯まっている習慣・天引き貯金

強制的に貯金できるのがメリット

貯金したくてもできないという人におすすめの貯金方法の一つに、天引き貯金があります。
貯金をしようと思っても、毎月の家計で余った分を貯金しようと考えていると、なかなかできないものです。

例えば、収入に合わせて支出の予算を作り、毎月2万円を貯金しようと決めたとします。
天引き貯金をしない場合には自分自身でこの2万円を別口座に振り替えて貯蓄しなければいけないわけですが、毎日の生活の中ではいろいろなことが起こります。
ブランド服に一目ぼれしたり、友人との飲み会で楽しい時間を過ごしたい時もあるでしょう。
銀行口座にまだ2万円が残っていて、本来は貯金のためだけれど今月は例外だと考えてしまうと、いつまでたっても貯金することはできません。

しかし、天引き貯金ならどうでしょうか。
家賃や光熱費と同じように、貯金するべき金額は毎月自動的に口座から天引きされます。
そのため、口座に残っている金額は全て使っても良いお金と認識ができます。
その中からあえて貯蓄しようと考えなくても良いのです。

これは、浪費家や貯金が苦手な人にとっては、大きなメリットです。
貯金は高い優先順位で半強制的に行うことが、確実に貯めるためのコツです。

天引き貯金をするおすすめの方法

天引き貯金には、いくつかの種類があります。
1つ目は、誰でも今すぐに始めやすいもので、お給料が入ったら速やかに別の貯蓄用口座へ自動振替するという方法です。
お給料日の日に自動振替の設定をしておけば、自動的に貯金分が天引きされます。
貯金を意識しなくても貯め続けられる、というメリットが期待できます。

2つ目の方法は、貯蓄型の生命保険に加入するという方法です。
生命保険に加入することによって税金面でも優遇措置がありますし、貯蓄型の商品なら数十年後など忘れた頃に満期となり、まとまった金額の満期金を受け取ることができます。
手元にお金があると使ってしまうという人には、おすすめの貯金方法です。

3つ目の方法は、投資信託や株式へ自動積み立てをするという方法です。
株式や投資信託をするのが良いというわけではなく、毎月の給料から自動的に天引きされて自動積み立てされるという点がこの貯金方法のポイントです。

どの方法でも、お給料から優先的に貯金分が天引きされるという共通点があります。
こうすることによって、口座の中に残っている残金だけで何とかやりくりしようという意識が生まれますし、気づいたらある程度の貯蓄額が貯まっているという嬉しい効果も期待できます。

確実に天引き貯金を成功させるためには、天引きされる引き落とし日や振替日を、できるだけ給料日と同じか数日後ぐらいのタイミングにするのがポイントです。
時間が経ってしまうと、引き落としのことを忘れて使ってしまうかもしれません。
そうならないためには、給料が入ったら貯金分は速やかに天引きされるというのが得策です。