在宅ワークの種類
出産を期に一旦仕事を辞めた主婦からは、空き時間を使って収入を得られる仕事はとても需要があります。
独身時代はフルタイムで仕事をしていたけれども、出産後は時間が限られるので、外に働きに出るのがなかなか難しくなります。
うまく保育園に入ることができればよいですが、地域によってはすぐに希望の園に入れないことも多いでしょう。
そこで自分のペースで仕事をしていくことができる在宅ワークはとても便利です。
在宅ワークの種類としては昔ながらの「内職」がまず挙げられます。
内職として、まず最も多く行われているのが手作業によって行うタイプです。
シール貼りやシートのカット、バリ取りなどの作業といったものです。
食品を扱うものもあり、おでんの昆布を結ぶなど、かなり根気のいる地道な作業が多く見られます。
そうした手作業系の内職は成果報酬となっているので、納期までにいくつ仕上げることができたかによって、報酬額が変わってきます。
ですので空き時間を使ってコツコツとやりためていくことにより、着実に報酬額を増やしていくことが可能です。
手作業系に代わって、最近人気が出ているのがWeb系の在宅ワークです。
ある程度のパソコンスキルやIT系の技能、ネットワーク環境などが必要になりますが、特技を生かしてプログラミングやデザインをしていくので、手作業系に比べてかなり報酬は高くなります。
技能が優れた人になると間に企業を通さずフリーランスとして直接仕事を受けることもできるようになるので、在宅ワークを長く続けたいという人はそうしたITスキルを身につけることがおすすめです。
仕事内容と給料の相場
手作業系の内職についてもう少し詳しく説明をすると、比較的多く募集されているのを見かけるのがラベル貼りやシール貼りという仕事です。
シール貼り作業はダイレクトメールとして送信する封筒に添付する作業や、袋詰される品物のパッケージに貼り付けるといったものなど、様々に見られます。
シールの大きさや貼り付けるものの形状はまちまちですが、作業を覚えるのが簡単で、未経験でもすぐにできるので人気です。
料金は1つにつき0.1～2円程度で、ピンセットを使うなど貼り付けが難しいものになるほど報酬額が高くなります。
一見簡単そうですが、シールは一回貼り損じるとやり直しができないため、雑に行うことができません。
手作業が難しくなるほど報酬は高くなるので、例えば栽培キットのように特定の品物を一つずつ詰めてパッケージにするといったものになると1つ20円くらいの価格がついたりします。
この記事のまとめ
未経験からできる手作業系の内職は、気軽に始められて大変便利です。
IT系の技能があれば、さらに高収入が見込める在宅ワークも可能となっています。