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主婦が仕事探しで注意したいポイント

主婦が仕事をするということ

主婦というのは、家庭でやらなければならない仕事が山ほどあります。
子育て、炊事、掃除などはしなければ家庭が成り立っていきませんが、外で給与をもらうような「仕事」としては今ひとつ認められていないというのが現状です。
家事はこなしていても、それだけでは家計のやりくりができないという場合には外に働きに出る必要が出てきます。

以前は主婦は家で家事を担当し、夫が会社づとめをしてお給料をもらってくるというパターンがほとんどでした。
このような専業主婦のいる世帯は1981年の時点では10,82万世帯でしたが、その後共働き世帯との逆転現象が起こります。
2017年の時点で共働き世帯は1,188万世帯ですから、専業主婦世帯の倍程度の数になっていることがわかります。

全国を対象として行われた短時間雇用者に関するアンケートによれば、短時間雇用者の女性の数はここ50年間で5倍にまで増加しています。

主婦の仕事探し

とはいえ、主婦が仕事を探すのは並大抵の苦労ではありません。
仕事から長期間離れていたギャップはもちろんのこと、年齢的な問題などもあります。
主婦が無理なく仕事をしていく上で最も気になるのは何と言っても勤務時間です。

求人案件によっては週に2日勤務でもOK、あるいは1日に4時間勤務でもだいじょうぶなところもありますから、子育てなどで時間的に制限されている人でも仕事を探すことは不可能ではありません。
仕事を探す際には時給にも注意しましょう。
時給は全国的に上がる傾向にありますが、「これだけの時間を割いて出勤して仕事をすることにどれだけの意味があるのか」をよく考えてから求人に応募することが大切です。

また、通勤距離などもあらかじめ確認した上で仕事を探すことが大事です。
いくら条件のいい仕事でも、通勤に時間がかかり過ぎて家事に支障が出てくるようではやっても意味がありません。
通勤時間や交通費なども加味した上で、本当に利益の上がる仕事を選ぶことが大切ですね。

扶養範囲にも注意

配偶者が仕事をしている場合、主婦が収入の多い仕事に携わると税金面で損をしてしまうことがあります。
主婦の収入が年間に100万円増えたからそれだけ増収になるというわけではなく、税金面で余分な税金を納めなければならないケースも出てきますから、勤める前にいくらまでなら税金に影響が出ないかを確認しておくといいでしょう。

配偶者の扶養範囲で収入を得ることができれば理想的です。
また、子育て中の主婦の場合には子どもの具合が悪くなった際にその場で早退や欠勤ができる職場であるかどうかを確認しておかないと、いざという場合に仕事に支障が出てきますので要注意です!