セルフカットで失敗しないコツ
美容室や理容室に行かず、自分自身で髪を切ることをセルフカットと言います。
近年増えているセルフカットは、基本を抑えればそれほど難しくありませんし、経験値を積めば積むほどテクニックも上達するので長期的に継続することで大きな節約効果が期待できます。
セルフカットで失敗しないためには、面倒でも最初に左右上下をブロッキングすることをおすすめします。
少しぐらい左右対称でも気にならないという人はブロッキングせずにいきなりカットするという方法もアリかもしれませんが、完成度を高く仕上げたいならブロッキングしたほうが左右対称に仕上げやすいです。
それに、ブロッキングしたほうが細かくカットできるので希望通りの髪形を作りやすくなります。
セルフカットで失敗しないためには、髪が乾いた状態でカットするのがポイントです。
美容師の人は髪が濡れている状態の方がカットしやすいのですが、素人は髪が乾いた状態でカットしたほうが全体のシルエットを把握しやすく、失敗しにくい傾向があります。
特に髪にクセがある人は、髪が乾いているだけでなく、きちんとドライヤーで乾かしてある程度髪がセットされている状態でカットしたほうが満足度の高い仕上がりになりやすいです。
失敗しない方法としては、スキばさみを活用するのもおすすめです。
手先が器用な人ならはさみを縦に入れて毛量を調節しても良いですが、スキばさみがあればザクッと切るだけで毛量を調整できるので、簡単にレイヤーを入れることができます。
セルフカットの頻度はどのぐらい?
セルフカットは自分自身で髪をカットすることなので、費用は一切かかりません。
そのため、頻度は自分の髪の長さやスタイルによって自由に決めると良いでしょう。
目安としては、普段美容室に行く頻度と同じぐらいの2ヶ月~3ヶ月に1度ぐらいが良いのではないでしょうか。
ただし、ショートヘアやレイヤーヘアなどは、1ヶ月ぐらいすると髪が伸びてまとまりにくいと感じたり見た目が重くなってしまうことは少なくありません。
その場合には1ヶ月に1度ぐらい、髪の軽さを出すために切りそろえる程度のセルフカットをするという方法もアリです。
自分で自宅で手軽にできるセルフカットは頻度を気にする必要はありませんし、頻繁にカットしても費用はいっさいかからないというメリットがあります。
一方、ショートからロングへ伸ばそうと思っている人は、セルフカットの頻度はできるだけ少なめにし、カットする場合でも切る長さはできるだけ少なくすることをおすすめします。
セルフカットする度に思い切りバッサリカットしていると、ショートはいつまでもショートのままです。